ボクらは”スモールライト”で、地球の飢餓を救えるか!?〜雑談でビジネス力を鍛える方法①〜

投稿日: カテゴリー: コラム, ビジネス論

壮大なタイトルをつけてしまいましたが 笑

先日、居酒屋で飲んでいたときの友人たちとの会話です。

スモールライトはみなさんご存知ですよね?

おなじみ、ドラえもんのひみつ道具の一つです。

懐中電灯のようなフォルムで、その光を照射すると、対象物がそれに応じて小さくなっていくというもの。

子供のころは、これがあれば自分を小さくして、ケーキひとつをお腹いっぱい食べたり、プリンの海で溺れたり…なんて夢想した人も少なくないのでは?

さて、このスモールライト、元のサイズに戻るには2通りの方法があります。

ひとつは解除光線を照射すること。

そしてもうひとつは、スモール光線の効力が切れるのを待つことです。

効果は確か3日程度だったハズ。

この前提のなかで、話をしていたときに(酔っぱらいですが)盛り上がったのが表題の件でした。

つまり、「ボクらは”スモールライト”で、地球の飢餓を救えるか!?」

単純に考えれば、人間を小さくすることで、食べ物が大きくなり、飢餓問題は解決、となりそうなところですが…

 

では、スモール光線の効力が切れたときはどうなるのでしょうか?

カラダは元の大きさに戻るけど、スモール光線を当てていない食物は井の中ではそのまま。

と、いうことは、もちろん栄養価的にも足りることなく、飢餓は解消されないことになります。

もちろん、スモールライトが複数あったり、大量生産出来る前提だとこの話は成り立たないので、無しです。

スモール光線の発射量にも限界があるものとします。

そう、それでは食糧難は解決されません。

一次的に満腹を得ることは出来ますが、最終的な問題解決には至らないのだと結論付けることが出来るのです。

 

さてさて、酔っぱらいのたわごとを聞いてもらうためのこんな話をしたわけではありません。

ビジネスマンとしては、この話から学ぶべきことが多いにあるのです。

その一つが、「疑う発想と仮説の重要性」です。

「スモールライトって良いよね」

「子供の頃あこがれたよね」

などとヌルい話に終始しているようでは、きっと学びはないでしょう。

ここで大事なのは「疑う発想」を持てるかどうかです。

 

ホントにスモールライトってホントに便利なの?

そもそも、スモールライトで小さくなれば、お腹いっぱいになるの?

スモールライトの効果が切れたらどうなるの?

そこですかさず「ボクらは”スモールライト”で、地球の飢餓を救えるか!?」と議題設定をしたうえで(もちろん、酔っているので冗談でやってます)、もろもろの条件を定義しました。

そうなるとディスカッションのスタートです。

そして、Web検索でいろいろなエビデンスを拾い上げては検証を重ねます。

スモールライトには効力の限界がある。

スモールライトはドラえもんは一つしか持っていない。

などがそうです。

そして、仮説をたて、検証することで周囲が納得する答えに導く。

ただ飲んでいてもビジネス力は磨けます。

 

いやいや、酔っぱらいがただスモールライトって騒いでるだけでしょ?

そうです。

居酒屋ではそうとしか見えません。

でも、これはそのまま、みなさんの会社の中でも生きてくる発想だと思いませんか?

「なんでコピー機がこの位置なのだろう?」

「日報のフォーマットはいまのままで良いのか?」

「経費処理の方法に無駄はないか?」

などなどです。

そして、この疑いの発想は、必ずビジネスの現場でも重要になってきます。

「取引先が欲しがっている商品はもっと他にあるのではないか?」

「このプレゼンでは言いたいことが伝わりにくいかもしれない」

「打合せに持っていく資料にあれも加えておこう!」

ビジネス力は一朝一夕で身につくものではありません。

試行錯誤、トライ・アンド・エラーで日々バージョンアップしていくのです。

だから、酔っぱらいのたわごとなどと決めつけず、むしろ居酒屋のようなくだけた場所から、少しずつ思考を変えていくことが大事なのです。