慣れない仕事や、明らかに面倒な仕事を振られたとき、「やりたくないな…」と思うのは人間の正直なところかもしれません。

でも、中にはそれを喜々として受け入れ、意欲的に取り組もうとする人がいませんか?

この前者と後者の間には、どんな思考回路の違いがあるのでしょうか?

今回は、どんな仕事でも意欲的に取り組める、モチベーション維持の方法です。


1.逆境から得るものを明確にしよう

誰だって、キツイ仕事は嫌なものです。

でも、そこに見返りがあるとすれば、どうでしょうか?

例えば、その仕事をやり抜いたら、特別ボーナスがもらえるとか、長期休暇を約束されているとか。

いつも通りだと嫌な仕事でも、特別な何か、があれば少しはヤル気が起きるのが人間というものです。

そして、面倒な仕事を喜々として受け入れて、意欲的に取り組む人間は、このボーナス設定が上手な人だと言えます。

仮にこのキツイ仕事をすることで、自分のいままでに無かったビジネススキルを得ることが出来る。

自分自身の成長が見える。

その先に役立つ経験となることが確信出来る。

そう、こうした「先々の自己ボーナス設定」が上手い人間は、どんな仕事でも意欲的に取り組むことが出来るのです。


2.戦闘民族に学ぶ、ワクワクの高め方

大人気漫画、ドラゴンボールの主人公、孫悟空は、自分より強い敵が現れる度にこう口にしていました。

「おめぇ、強ぇなぁ。オラ、ワクワクすっぞ!」

これはまさに、「先々の自己ボーナス設定」が上手い人間の典型です。

強い敵と戦うことで、さらに自分も強くなれる。

そうした未来が視えるからこそ、悟空はワクワクするのです。

このマインドから見習うべきところは多いにあります。

まず大事なのが「声に出すこと」。

「やべぇ、この仕事キツい!こりゃあワクワクすっぞ!」

こう口にするだけで、頭の中では面倒だとしか思えなかった仕事が一気にワクワクするものに変わります。

自分の脳に自己暗示をかけるのです。

これは実際にやってみると思いの外効果があることがわかるハズです。

よく、気分が落ち込んだときは鏡の前で広角を上げて笑うと気分が上がる、と言いますが、原理はそれと同じようなものだと思います。

まず、自分がその仕事にワクワクしていると思い込む。

そして、そのあとにその仕事が終わったあとの自分を想像します。

同期よりも経験を積んだ自分。

先輩がやるような仕事を先んじて経験できた自分。

間違いなく戦闘力が上がっている自分を思い描けば、目の前の敵(仕事)と戦うのは楽しいことだと思えるハズです。


3.未知の不安を分解して、リアルに落とし込む

自己暗示で自分のモチベーションを上げたら、次はそのエネルギーのままに面倒な仕事と向き合いましょう。

かと言って、いきなり仕事を始めるわけではありません。

まず大事なのは、「なぜ、自分がその仕事を面倒だと思っているのか」の分析です。

巨大な敵に、闇雲に向かっていっても勝てません。

それは戦闘民族だって同じです。

彼らの最大の長所は、何度破れても、その度に強くなって立ち向かっていくところにあります。

仕事の場合は、何度も敗れるわけにはいかないでしょうから、その部分はシュミレーションで補います。

そのための第一段階が、先程言った「なぜ、自分がその仕事を面倒だと思っているのか」の分析になります。

基本的に、人間の悩みや不安の90%は未知のことに起因していると言われます。

つまり、何もしなくても未来がやってくることで、未知が既知に変わることで解決してしまうようなことなのです。

で、あれば、先手を打ってどんどん解決して行きましょう。

まず、その仕事のどこに不安を感じているのかを洗い出します。

不安の因数分解です。

取引先との関係構築が不安なのか、予算組みに自信がないからなのか、リーダーシップを取るのが苦手なのか…

それらを一つ一つ洗い出し、その不安に対する解決策を用意しましょう。

取引先との関係構築なら、得意な同僚を巻き込めないか?

予算組みに自信がないなら、去年の相場感をベースに先に先輩や上司に相談できないか?

リーダーシップを取るのが苦手なら、チームのメンバーと個別にやり取りを重ねることで全体を陰から動かせないか?

こうした細かな不安の払拭の繰り返しが、未知に対する恐怖を和らげます。

巨大で、恐ろしく見えていたのは、その敵(仕事)の全体像がつかみきれてないからです。

でも、不安を因数分解することで、一つ一つに対処していけば大丈夫。

所詮、どんな大きな仕事も、人がこなせるタスクの集合体にすぎません。

そう思えば、自分にこなせない仕事なんてない、と自信をもって挑めるハズです。


4.不安には、自ら飛び込む

それでも不安が拭えないとしたらどうするか?

一番簡単で確実なのが、その不安に自ら飛び込むことです。

結局、行動に移さず、遠巻きに見ているときが不安のピークです。

すごく極端な例ですが、小学校の時、クラス替えがあるのが不安で仕方なかったのはその日が来るまでのハズ。

結局、クラス替えが行われてしまえばそんな不安なんて消え去っていたでしょう。

案ずるより産むが易し。

不安とは、逃げる人にほど大きく迫ってくるものです。

どんな強敵にも臆する事なく挑む。

そんな戦闘民族サイヤ人のようなメンタリティをもって望めば、きっとどんな仕事だって自分のチカラに変わります。

 

そこまでたどり着けば、次の仕事からはもう戦闘民族です。

一番むずかしいと思われる仕事にも、自らすすんで手を上げられるようになるでしょう。

「やべぇ、この仕事キツい!こりゃあワクワクすっぞ!」

明日の仕事が悩ましくてしかたのないあなた、ぜひこの魔法の言葉、試してみてください。